不妊症と栄養素

こんばんは。

今日は、栄養のカウンセリングをする中で、相談されることが多い不妊症について考えたいと思います。

妊娠、出産のために強化すべき栄養素を考えたいと思います。


なお、ここでお話しするのはひとつの可能性であり、確実に妊娠をお約束できるものではないということをご理解ください。

今回のテーマは不妊症です。

このテーマは、取り上げたかったのですがかなり悩みました。
なぜなら、色々な要素が不妊症の原因になりえるので、どうしても解決策がない場合もあるからです。
しかし、お悩みの方が多いのと、栄養指導を受けて妊娠、出産に成功された方もおられるのでお話しすることにしました。


不妊症とは避妊をせずに性交をしているカップルが1年以上妊娠しない場合をいいます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(メルクマニュアルより）

不妊症の場合は、必ずお互い協力することが大事です。
特に男性の方は、女性に対して思いやりを持つことが大事です。

相談をお受けする中で多いケースは
①精子の数が少ない、精子の元気がない。（無精子症など。）
②卵管、排卵の問題（卵管癒着、排卵障害など。）
③原因不明
以上の場合がほとんどです。（私が相談を受けるかぎりですが。）

もちろんまず病院を受診されて各種の検査を受けてください。
そして、原因①と②の場合は、投薬や治療手技により改善を図る→人工授精等という流れで
③の場合はまず性交のタイミングを計る→投薬→人工授精等という流れになることが多いようです。

しかし治療をされても１００％成功するわけではなく、海外の論文では治療を受けた場合と受けない場合で妊娠、出産する確率にあまり差がないとする論文もあります。
私は、少しでも確率が上がれば、多くの悩んでる方が救われると思います。
そしてご相談を受けるうちに気が付いた事があります。
　
今回はここまでです。
次回は今日の夜中から明日の間にアップします。
血液検査から体の状態や強化すべき栄養素を考えていきます。