放射能と被爆対策②

こんばんは。

間が開いてしまいましたが、前回の続きをお話します。


今回は、体からの排出と損傷した細胞の修復についてです。

生物は、毒物や放射性物質を排出する仕組みをもっています。

ただし個人差があるので、はっきりとどれぐらいのペースで排出されるのかについては、確定的なことは言えないと思われます。

研究者の中には、体内から排出するのにビタミンやミネラルを、大量に摂取する事が大事だと主張する人たちもいます。
こういう状況になった以上、自分や家族を守るために、害がなくて出来る事はしようと思います。


細胞の損傷と修復について

放射線による細胞の損傷は、放射線や放射線が発生させる活性酸素の一種（ヒドロキシラジカル）によって、遺伝子を壊し損傷を起こします。

そして、放射線に限らずたくさんの細胞が壊れた場合、修復する時に遺伝子のコピーミスが起こり、その中からがん細胞が産まれてしまうのです。
ですから低線量の被爆の場合、すぐにがんが見つかるのではなく何年も後に発見されるのです。

少しでもリスクほ減らすためにはどうすれば良いでしょうか？

まず損傷の原因となる活性酸素（ヒドロキシラジカル）を中和する事です。
そして遺伝子のコピーミスを減らせることができれば、がん等になるリスクを減らす事ができると思います。

活性酸素（ヒドロキシラジカル）には、ビタミンＡとビタミンＥが主体になり消去してくれます。
あとミネラルの中のセレニウムを使って作られる酵素も活躍します。

そして遺伝子の正常なコピーをするためには、ビタミンＡが不可欠です。


以上のことから、被爆対策の一環としてマルチビタミンを摂っている方でも少し摂取量を増やし、ビタミンＥやセレニウムを増やしてみるのはいかがでしょうか。


文末になりますが、今年の災害により亡くなられた方のご冥福をお祈りします。