かぜ・インフルエンザの予防と対策2

こんばんは。

今回は前回に引き続き、かぜ・インフルエンザについてです。

前回は予防をお話しましたが、今回は発症した時の考え方と対策です。

今回は、まずかぜの症状について考えていきたいと思います。

せき、鼻水、悪寒、発熱などかぜの症状はいやなものです。
でも実は、この症状というのが大切なんです。どういうことでしょうか？

せきや鼻水は、体に入ってきたウイルス等の異物を外に追い出そうとする反応です。
そうする事で、少しでも体内からウイルスを追い出そうとするのです。

悪寒や発熱は、ウイルスの働きを弱め、白血球等の免疫系の働きを助けるためです。
ウイルスは熱に弱く、熱が上がると弱くなり、逆に免疫系は熱が上がると活性が高まります。
そのため体はわざわざエネルギーを使って熱を上げるのです。
ですから、悪寒を感じたり熱が上がってきたら、暖かくして熱を逃がさないようにすると早くウイルスを全滅させる事ができます。
ただし脱水症状にならないように水分はとっておきましょう。
そして暑くなってきたら、少し薄着にします。
そうする事で免疫系の手助けをしながら早く治すことができます。


症状は治すための必要な反応なので、なるべく抑えないほうがきっちり治って、かぜがぶり返したりしないはずです。
残念ながら現在において、かぜの症状を緩和させる薬はありますが、ウイルスを殺す薬はないので、風邪薬でかぜが治るわけではないです。最後は、自分の体の免疫系に頼るほかはありません。


発症した場合の対策

睡眠をよくとる。
食べれたら食事をしても良いが、食欲がないなら食べなくてもいい。
ビタミンＣをよく摂る。（２０００ｍｇ×３回）
ミネラルを摂る（発汗等で失われるため）

風邪をひいたらいつも薬無しでこの対策をとっています。
すると大体３日ぐらいで治っちゃいます。


人間の体は、ウイルスや菌との効率のいい戦い方を知っているので任せてあげるのもいいですよ。


細かい質問あればコメント等に書き込んでくださいね。